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大雨の被害総額890億円、過去最大を大幅に上回る

7月の記録的な大雨について、現時点で被害総額がおよそ890億円に上ることが県のまとめでわかりました。

県は、7月の大雨にかかる災害対策本部員会議で最新の被害状況を説明しました。

被害額は、公共土木施設でおよそ755億円、農林水産業111億、教育施設5000万円、商工業関係22.6億円で、総額は889億円に上ります。(8月27日午前9時現在)

この被害額は、過去最大だったおととしの480億円を大幅に上回っています。

今回の会議では、河川や道路など公共土木施設での被害額が明らかになり、8月19日現在の推計額581億円からおよそ170億円増加したということです。

被害状況は全ての分野で現在も調査を継続しています。

また県は、現在発生している台風10号についても注意を呼びかけました。

【中川崇 防災くらし安心部長】「7月末からの大雨によりだいぶ地盤が緩んでいるところがあります。十分な備えをしていただければと思っています。」