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JICA研修会「つや姫」のブランド戦略を学ぶ
発展途上国で農業に携わる人たちが県産米「つや姫」のブランド戦略などを学ぶ研修会が寒河江市で開かれました。
この研修会はJICA(国際協力機構)が主催し、東南アジアとアフリカで農産物の品質管理などにあたる5人が参加しました。
発展途上国は機械や水路が整備されていないなどの理由からコメの品質や収量が安定しないという課題を抱えています。
研修では県産米3種類を食べ比べ、「つや姫」の味や香りを確かめていました。
また、より品質の高い「つや姫」の栽培に取り組む寒河江市の生産者団体「つや姫ヴィラージュ」の圃場を見学し、栽培方法などの説明を受けました。
【カンボジアカンポンチャン省農林水産部担当者】「私は地方政府にいて、農家に近い普及員の仕事をしているので、農家に新品種保護の重要性について伝えていきたい。新品種保護の重要性をよくわかってもらうために、例えばNGOなどにも(品種の)良さを伝えて、植物品種保護の制度を定着できるよう貢献したい」
参加者はこのあと東京での研修を経て拠点の茨城に戻り、9月に帰国するということです。