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水稲の適期刈り取り徹底を
高温によりコメの生育が早まる中、早くも適期の刈取を呼びかけるキャラバンが始まりました。
例年9月上旬に行われるこのキャラバンですが、今年は初めて8月中の開催となりました。
上山市で行われた出発式には生産者や県、ＪＡの関係者が参加し、近くの圃場で刈取適期を診断しました。
去年、記録的な暑さによって一等米比率が過去最低となった県産米。
今年の生育は比較的順調だということですが、今後も気温の高い日が続く見込みで、油断できない状況です。
県によりますと今シーズンの刈取適期の始まりは、県平均で「はえぬき」「雪若丸」が9月6日、「つや姫」が9月12日で、いずれも平年より1週間ほど早まる見込みです。
刈取が遅れた場合、胴割れなどが発生して品質が低下するが恐れあり、県では注意を呼びかけています。
【県農業技術環境課 中島具子 作物技術専門員】「昨年のような品質低下にならないように様々な栽培管理を頑張ってきた。ここで刈り遅れるとこれまでの努力がもったいないことになる。しっかり適期内に刈っていただいて良い品質のコメを生産していただきたい」
