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ドローンによる物資輸送訓練
長井市で災害時を想定したドローンによる物資輸送の実証実験が行われました。
プロペラが回転して、上昇するドローン。
ロープで繋いだ救援物資を吊り上げていきます。
長井市で行われたのは、県内で初めてのドローンによる物資空輸の実証実験です。
この実験は今年元日に発生した能登半島地震をふまえて道路が寸断するなどして孤立した被災者へ救援物資を配送できるかを確認しようと県と長井市が共同で行いました。
実験には、県や市の職員のほか、災害時の連携協定を結ぶそれぞれの業者のスタッフなど、およそ30人が参加。
ドローンは一回で最大30キロの物資を運ぶことができ、きょうは水や医薬品を400メートルほど離れた老人ホームへ届けました。
【インタビュー】「道路の復旧よりも早く空中から運ぶということは迅速にできるということが改めて確認できた。万が一の際には的確に迅速に物資を運べるように計画を立てたい。」
市では、一日の飛行回数や距離、着陸場所などを検証して本格的な運用に備えたいとしています。