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被災地で学校生活始まる 小学校で始業式
県内28の公立小学校で始業式が行われました。
7月の記録的な大雨の被害を受けた真室川町の小学校では、子どもたちが元気な姿を見せていました。
全校児童58人が通う真室川町立真室川あさひ小学校。
7月発生した記録的な大雨で大雨洪水警報が発表された真室川町は、降り始めからの雨の量が509ミリと、県内の観測地点で最も多くなりました。(23日の降り始めからの値)
住宅の倒壊や浸水被害も発生し、こちらの小学校に通う児童も被害にあったといいます。
始業式では、曽根田靖志校長がこの経験を今後に生かしてほしいと呼びかけました。
【真室川あさひ小 曽根田靖志校長】「自分で考えて自分で行動することが試される夏休みになった。命を大切にする行動を大事にしていきましょう」
大雨となった日は授業が行われていましたが、このままでは危険だと判断し授業を取りやめ、翌日に控えていた1学期の終業式も中止となりました。
【インタビュー】「(皆と)ちゃんとバイバイできなかったのがちょっと悲しかった」「怖かった。川の水が田んぼの方まで上ってきていた。近くにうちの田んぼがあると言っていた」
この大雨の影響で、学校近くの川から水があふれ、グラウンドや駐車場が水に浸かったということです。
土砂も流れ込んだそうですが、他の学校の教員なども総出で行った懸命な泥のかき出し作業の甲斐もあり、きょう2学期のスタートを迎えることができました。
【インタビュー】「(どんなことを頑張りたい)学級委員。あまり自信ないけど頑張る」
「テストで90点以上取りたい。(90点取れそう)取れそうではないけど。自習を頑張れば大丈夫。」
「スマホで友達との話し方を調べたのでこれからしてみたい。(どんな事書いてあった)たしか。第三者をほめるとか。」