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食品廃棄物を活用 高校生がスイーツを考案
ほとんどが捨てられてしまうだけだった食品廃棄物を活用しようと、南陽市の高校生たちがスイーツを考案しました。
団子やクッキー、タルトなど、一見、どこにでもあるような定番スイーツですが。
材料に使われているのは米ぬかやリンゴジュースの絞りカス、蜜蝋が混ざったハチミツなど、捨てられてしまうものだったり、価値が下がってしまったものです。
考案したのは南陽高校でまちづくりプロジェクトに関わる市役所部の生徒、13人。
【南陽高校市役所部3年 高橋楓 副部長】「農家さんたちが思いをこめて作ったものの使われない部分でも活用ができることを知ってほしいと思い企画しました」
商品化に向けて2カ月ほど前から地元の有機農家や食品メーカーなどから食材を調達してレシピの開発などを進め、監修は南陽市のカフェ「くまきち農園」が行いました。
【くまきち農園 遠藤友紀店長】「私も使ったことのない食材をテーマにさらにおいしくしたいとか一人一人の熱意が本当に熱くて元気をもらえた」
【南陽高校市役所部3年 高橋楓 副部長】「地元はお米やハチミツ、豊富な食材が魅力だと感じた。たくさん食べていただいて味の違いを楽しんでもらえれば」
商品は、あす(8月20日)1日限定で「くまきち農園」で販売されます。