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スーパーで万引き被害防止訓練

万引き被害を防ごうと、酒田市のスーパーで不審者への声掛けと110番通報の訓練が行われました。

この訓練は、商業施設の万引き事案に対する危機感と意識の向上を目的に、酒田警察署とスーパー「ヤマザワ」が合同で行いました。

犯人役を警察官が演じ、お菓子売り場から1点を万引きする想定です。

従業員は犯人がバッグの中に品物を入れたところを確認したあと声かけを実施。

「会計していない商品ありませんでしたか?」

犯人は店の外へ出て車で逃げましたが、従業員はナンバーや車種などを110番通報するまでの流れを確認しました。

【ヤマザワ東大町店 杉原淑弘店長】「落ち着いてしっかり出来ていた。従業員はしっかりやってくれた。自分の身の安全を確保しながら特徴を覚えて無理はしない。警察に情報を伝えることを通報では気を付けていきたい」

警察によりますと、県内の去年1年間の万引き事案は582件で、そのうちスーパーなどの商業施設が319件と半数以上を占めているということです。

【酒田警察署 海藤貴之生活安全課長】「万引きが起きない環境づくりが大切。日頃からお客さんへの声掛けを積極的にしてもらえれば良い」