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鮭川村 庭月観音で「万灯供養会」
7月の記録的大雨で浸水被害を受けた鮭川村の庭月観音で、8月18日夜、送り盆の行事「万灯供養会」が行われ、参拝者が先祖を偲び、水害からの復興を祈願しました。
最上三十三観音の一つで、600年以上の歴史がある庭月観音。
7月の大雨では鮭川の水位が上がり、寺の横にある小川が氾濫。
泥水が境内に入るなどの被害を受けました。
このため毎年8月18日に鮭川で行う送り盆の伝統行事「灯ろう流し」の形式を変更。
境内に灯ろうを並べる「万灯供養会」を開催しました。
訪れた人たちは、先祖や大雨で犠牲になった人に想いをはせながら、静かに手をあわせていました。
【インタビュー】「一刻も早く山形全域が復旧するというのを望んでいます。」「まずは最上地域が復興して、元気になればと思っています。」
境内はおよそ800個の灯ろうのあたたかな光に包まれていました。