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大雨で被害を受けた最上町で二十歳の集い
7月の大雨で被害を受けた最上町で「はたちの門出」を祝う式典が開かれました。
最上町の誕生70周年のことしは83人の町出身者が二十歳を迎えます。
会場には友人との久しぶりの再会を写真を取るなどして喜ぶ出席者の姿も。
式では代表の奥山晟伍さんが決意の言葉を述べました。
【奥山晟伍さん】「もしも壁に押しつぶされそうな時は立ち止まり、冷静に周りを見渡してみてください。きっと手を伸ばしてくれる人がいます。そして、なによりここに仲間を思い出し、一人ではないことを感じてください。」
こちらの介護関係の仕事をしている出席者は、7月の大雨を受け、地元に貢献することへの気持ちを強くしている様子でした。
【インタビュー】「(大雨で)大変だったけれど避難指示が解除になってからは新庄や尾花沢方面へやっと(介護に)行けるんだなと安心感があった。地元の人たちやお世話になった人たちに恩返しをしていきたいと思いがあるので、ずっと何十年後も最上町に住み続けたい。」
最後に恩師からサプライズで中学時代に埋めたタイムカプセルが届けられました。
思い出の写真や今の自分や友人に宛てた手紙に思わず笑みが。
【自分への手紙読む出席者】「中学校を卒業して高校で頑張ってますか。大学行ってますか。みたいなことが。この通り行けた。」「今の姿を見たら喜ぶのでは。」「変わってないって言うんじゃないですか。ここから就職とか頑張ります。(目標は)書いたら叶うみたいなので。」
出席者たちは大人としての自覚をあらたにしていました。