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被災者も笑顔 戸沢村で20歳の集い

戸沢村で「20歳の集い」が行われました。
先月の大雨で被害を受けた出席者も友人との久々の再開に笑顔を見せていました。

【再会の様子】

戸沢村中央公民館で開かれた「20歳の集い」。
村出身で昨年度、二十歳を迎えた30人が出席しました。
村を離れて暮らす人もいる中、先月の大雨の影響で交通手段が閉ざされたことなどから開催が危ぶまれた時期もあったこの式典。
しかし、実行委員会を中心に声を掛け合い、なんとか対象者の8割以上が集まることができました。
委員会の一員として運営に携わってきた芳賀愛香さんは自らが式典の出席者でもあります。
古口地区で祖母と二人暮らしをしていて、一時、避難所に身を寄せていました。

【芳賀愛香さん】家に帰ってみたら周り水浸しで泥が玄関に入ったり車庫に入っていたりで結構大変だったんですけど周りに手伝ってもらいながらちょっとずつ片付けとか頑張っています。

また、今回代表のスピーチを務めた岡田琉音さんは大蔵村の村役場で働いていて、災害対応に追われているといいます。

【岡田琉音さん】地元も心配だし大蔵も心配だしというような状況でした。自分のできる限り支えられたらいいなと思っています。

一方、地元を離れ県外の大学に進学した人は。

【富樫海翔さん】工学部で機械工学とかを学んでいるのでそういう学問をそっちの方向に活かして支えていければと思います。

それぞれが自分の道でできることを。
そんな思いを胸に新たな一歩を踏み出していました。