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蔵王の樹氷再生に向け、アオモリトドマツの移植作業
蔵王の冬のシンボル「樹氷」の再生に向け、樹氷を作る「アオモリトドマツ」の移植作業が行われました。
この活動は、樹氷の景観の復活や子どもたちへの継承の機会を目的に関係自治体などでつくる「樹氷復活県民会議」が主催しました。
きょうは樹氷の再生に向け活動する企業などから23人が参加。
まずは蔵王ロープウェイ樹氷高原駅付近でアオモリトドマツの樹齢10年ほどの若い木「稚樹」を採取しました。
そしてさらに標高の高い地蔵山頂駅付近に移動すると、採取した20本を移植しました。
このエリアは立ち枯れ被害が深刻で、山形県側ではおよそ2万3000本の被害が確認されています。
【参加者】「大きい木になることを期待したいです。」「(今は)悲しい感じだなと思って、もう一回緑になって、いっぱい生えてくれたらいいなと思います」
この活動は来年度以降も続けていくということです。