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大雨で80億円以上の農業被害、県が対策・支援へ

7月の記録的な大雨で80億円以上にのぼるとされる農業被害について、吉村知事は県単独の対策・支援を行うことを明らかにしました。

【吉村知事】「市町村と協調した県単独の農林水産物等災害対策事業を本日から発動することといたしました。」

県によりますと、8月6日現在、大雨による農林水産分野の被害は32市町村におよんでいて、被害額は80億円以上となっています。

農作物などの被害面積はおよそ8000ヘクタールで、そのうち水稲などの穀物・いも・豆類がおよそ7600ヘクタールと大部分をしめています。

吉村知事はこうした被害を受けた農林漁業者に対して、国の災害復旧事業の対象に該当しない小規模な被害の復旧や、大雨によって被害を受けた農機具の修理などを支援すると発表しました。

緊急を要することから既決予算で対応するということです。