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天童市で小学生を対象とした将棋の出前教室

小学生を対象とした将棋の出前教室が「将棋の町」天童市で開かれました。

将棋駒の生産量日本一を誇る天童市では、「市民全員が将棋を指すことができる町」を目指し、2019年から夏休みの小学生を対象に出前教室を開いています。

きょうは日本将棋連盟天童支部のメンバーを講師に迎え、子どもたちは対局時の姿勢やあいさつといった基本の作法をはじめ、駒の動かし方などを教わりました。

【参加した小学生】「やっぱ楽しいです。こうやって並べるんだよって教えてくれたから、将棋をもっと知れて嬉しかった。」

天童市出身のプロ棋士がいまだ誕生しておらず、主催者はこのような活動を通して将棋人口を増やし、プロ棋士の輩出につなげていきたいとしています。

【日本将棋連盟天童支部 大泉義美さん】「(将棋を)見る、指す、作るということで市の方でPRしていただいて、プロ棋士誕生に向けて、いずれ実現できればなとみんなで思ってやっている。」

将棋教室は22日まで開かれ、延べ600人以上の児童が参加する予定です。