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飯豊の河川、復旧間近で再び被害 工期遅れが懸念
今回の大雨による被害は置賜地方でも確認されています。
2年前の豪雨で被害が出た山形県飯豊町の河川は復旧間近での再びの被害となり工期の遅れが懸念されています。
【県置賜総合支庁建設部 西置賜河川砂防課 大高岳史課長】
「思った以上の被災があった。2年前以上の豪雨になるとは予測できなかった。」
飯豊町の萩生川は2022年8月の豪雨で水があふれ、周辺の住宅や農地で浸水被害が発生しました。
同じ規模の雨でも被害が出ないよう2.4キロにわたる区間で、川幅の拡大や蛇行していた川の流れを真っすぐにするなどの工事が進められ、今年度中に完了する予定でした。
しかし、今回の大雨で復旧中の護岸や川岸が削られるなど複数の被害が確認され、工期の遅れは確実となっています。
【県置賜総合支庁建設部 西置賜河川砂防課 大高岳史課長】
「（おととし被災した）本来の護岸工事は元々年度末の（完了）予定だったが遅くとも来年の出水期までには終わるように進めていきたい。」
