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大雨被害の調査結果を報告 国交省の派遣チーム

 記録的な大雨による被害の状況について、国交省からの派遣チーム=TEC-FORCEが山形県鮭川村での調査結果を報告しました。

 国土交通省の緊急災害対策派遣隊=TEC-FORCEは、村からの要請で7月29日から村内の被害状況を調査しました。
 報告によりますと、「河川」では護岸が削られる浸食や土砂が積み重なり川の流れがせき止められるなどの被害が11の川で33カ所確認されました。

「道路」では橋が流されたり、のり面が崩落したりする被害が35カ所であったとということです。

【TEC-FORCE道路担当 森谷竜一さん】
「田んぼの中で本来はため池状態で何とか防がれているものがさらにそれも飽和してしまって越水して道路の方に影響を及ぼしたんだなと。」
【TEC-FORCE河川担当 伊藤克雄さん】
「早急的に行わなければいけないのは河道閉塞している箇所の土砂撤去ということで提案した。」

【鮭川村 元木洋介村長】
「(被害の)全容が(報告を受けて)見えてきたと思っていて被害の大きさを改めて感じた。村民の皆さんが一番望んでいるのは早く日常に戻りたいことでしょうからそれに向けて全力で取り組んでまいります。」