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母親を殺害し遺棄した男に対し、懲役9年の実刑判決

2023年10月、都内で母親を殺害し、鶴岡市の高齢者施設に遺体を遺棄した罪に問われた男に対し、山形地裁は男の殺意を認め、懲役9年の実刑判決を言い渡しました。

判決によりますと、東京都の会社役員・榎本虎太郎被告(41)は、2023年10月、母親の榎本萬里子さん(当時76)の首を絞めるなどして死亡させ、その後、鶴岡市の高齢者施設の敷地内に遺体を遺棄しました。

初公判で榎本被告は殺意を否定し、弁護側は傷害致死罪の適用を求めていました。

きょうの判決公判で山形地裁の佐々木公裁判長は「被害者の健康な歯が抜けたことなどから強い力で右手の指を口の中に押し込んでいて、少なくとも数分間にわたって行為を継続している」
「当時の状況を詳しく供述していて、自らの行為で被害者が窒息死する危険性が高いことを十分に認識していた」などとして、榎本被告の殺意を認めました。

一方で、「反省している様子は明らかで、姉や兄らが遺族でありながら更生を支えていく意向を示している」などとして、懲役9年の実刑判決を言い渡しました。

弁護人は控訴するかどうかについて「本人と相談する」としています。