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不作のサクランボ。県議会で今後の対策

販売数量が2023年のおよそ4割と不作が見込まれるサクランボについて、県議会で今後の対策などについて意見が交わされました。

JAによりますと、6月26日現在、県全体のサクランボの販売数量は、2023年の43%に留まるなど厳しい見込みとなっています。

県ではその理由として、2023年の猛暑の影響で双子果が多く発生したことや、6月11日から16日にかけて、気温30度を超える日が連続したことで障害果が増加したためと分析しています。

きょう(7月2日)の県議会農林水産常任委員会では、サクランボの現状と今後の対策について意見が交わされました。

この中で県が6月20日になりようやくことしの予想収量1万2100トンを下回る見込みだと明らかにしたことに対し、森谷仙一郎委員は「情報発信の遅れ」を指摘。

県は「観光面を考慮した」と答えました。

【園芸大国推進課 近野広行課長】「(サクランボを買い求める他県の観光客が)山形県に行ってもダメなんだと思って、山形県に来なくなるだとか、様々な影響が考えられるので、県全体として(予想収量より)少なくなりそうだと発表することについてはなかなか難しかったと思っている。」

県では、双子果や障害果の対策を考えるプロジェクトの設置や、高温でも栽培可能な品種の開発などを検討し、「さくらんぼ県」を守っていくとしています。