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双子果や高温で収量減少のサクランボ。今後の影響は

双子果の発生や高温により収量の減少が見込まれるサクランボ。
2025年への影響や今後の栽培のあり方について専門家に聞きました。

「やっぱり左右非対称、消費者も生産者もその間に入るJAも本当に辛かったと思う」

東北農林専門職大学の石黒亮准教授。サクランボの生育に詳しく前職は県職員として「やまがた紅王」の開発に携わりました。

大学の園地でも多く確認されている双子果。

その要因の一つが2023年の記録的な暑さにあるとされています。

【東北農林専門職大学 石黒亮准教授】「次の年に咲く花芽は実が結実している段階でその形がつくられている。これが来年の花芽この時期(7月から8月)に暑かったりすると花芽の形成に異常がみられてめしべが1本ずつなるべきところがめしべが2本になって花が最終的にできあがってしまう」

つまり、2025年のサクランボはこれからの気温に左右されることになります。

【石黒亮准教授】「ここ2カ月くらいの暑さがどうなるかだが、長期予報からしても暑い。来年も双子果が発生することは懸念材料としてある」

対策としては夏場に園地に水をまいて気温を下げることなどが有効だということです。

一方、2024年は、この双子果に加え収穫時期の暑さで実が傷むケースも確認されていて、県は当初の予想収量を下回ると見込んでいます。

今後は新たな栽培管理などが必要になりそうです。

【石黒亮准教授】「暑さに対応した別な視点で考えていくことになる」