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霜注意報発令中 サクランボ農家の対策は

 今朝のように冷え込みが予想される日に心配されるのがサクランボなどの霜被害です。

 今年の出来を左右しかねないこの時期。対応に追われるサクランボ農家を取材しました。上山市のサクランボ農家、枝松博さんの園地です。
 県内全域に霜注意報が発表されたきのう、枝松さんは午後11時ごろから霜対策にあたっていました。
【サクランボ農家 枝松博さん】
「もう少しすると0度くらいになる。ヒータにもう火を入れてもいいかなという感じ」

 およそ20アールの枝松さんの園地では、「防霜ファン」2基と「ヒーター」8台を設置し、霜対策を行っています。
 気温が2度を下回ると地上7メートルに設置した防霜ファンが起動。ヒーターで温めた空気を園地全体に行き渡らせ、霜を防ぐという仕組みです。

 しかしヒーターへの点火は枝松さん自身が行うため、作業は常に深夜から早朝にかけてとなります。
【サクランボ農家 枝松博さん】
「ひと朝でダメになってしまうので…。やっぱり一番気は使う。晩酌なんかしてられない。ハハハ」

 枝松さんのサクランボは、現在霜被害に合いやすい花芽の状態で、今年の作柄を左右しかねない大事な作業が続きます。

【サクランボ農家 枝松博さん】
「サクランボが我々に、あのとき夜遅くまで霜よけをしてくれてありがとうという感じで、私たちもありがとうと、お互いそんな気持ちでやっている」

 こまめな対策が奏功し、枝松さんによりますと昨夜から今朝にかけて霜被害はほとんど確認されなかったということです。