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自宅などに放火した被告に執行猶予付きの有罪判決

 2023年4月、山形県鮭川村で自宅などに放火した罪に問われている男に対し山形地裁は保護観察のついた懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。

 判決によりますと鮭川村曲川の無職五十嵐晃被告(43)は2023年4月自身と両親が住む自宅とその付近の車庫や物置小屋に灯油をまいて火をつけ全焼させました。
 数日前に父から叱責されたことなどで自暴自棄になり、自殺を考えたということです。

 3月5日の判決公判で山形地裁の佐々木公裁判長は「両親は生活拠点や家族との思い出の品を失い金銭的評価では捉えきれない損害も生じている」また「死傷者は出なかったが人の生命や身体の安全を脅かした」などと指摘。

 一方で「被告人の周囲には被告人の軽度の知的障害について正しく理解する者がおらず、特性に応じた関わりが重ねられてこなかったことが犯行に繋がったことは否定できない」

 また「両親が被告人を許し更生に協力する意向で、被告人も反省と謝罪の言葉を述べ今後の障害者向けグループホームでの生活を受け入れる意思を示している」などとして保護観察のついた懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。