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サクランボ栽培の研修会 温暖で生育早まる可能性

山形県天童市でサクランボ栽培の研修会が開かれ春先の高温の影響で生育が早まった去年よりも今年はさらに早まる可能性があると報告されました。

この研修会は、サクランボ栽培の維持や発展を目的に県が開いたもので、県内の生産者やJA関係者などおよそ200人が参加しました。
サクランボ栽培は作業の労力が大きいことや、近年の環境変動などで栽培環境は厳しくなっていてその対策が急務となっています。

労力の軽減を目的に山形大学が開発している「収穫ロボット」や、より作業負担の少ない栽培方法の説明が行われたあと、県の果樹技術専門員の松田成美さんが、温暖化環境下でのサクランボ栽培について講演しました。

【県農業技術環境課果樹技術専門員 松田成美さん】
「どの時期にどのような高温になるかは一カ月予報や二週間予報で出てくる。そのステージに合わせて出来ることをしてほしい」

松田さんは、高温の日が続く場合は、生育段階に適した反射シートの設置やハウス内の換気の徹底を、また春先の霜被害の対策として県が運営する「低温アラートシステム」を活用するよう呼びかけました。
そしてもう一つ、去年は春先の高温の影響でサクランボの生育は平年より1週間から10日ほど早まりました。

気になる今年については・・・

【県農業技術環境課果樹技術専門員 松田成美さん】
「去年の雌しべの長さと比較しても1週間ほど進んでいる。特に「やまがた紅王」はそれ以上に伸びて心構えとしては去年と同じか早くなるだろうと」

去年よりもさらにはやくなる可能性が報告されました。

また松田さんは間もなく始まる今年の春作業のポイントして、余分な芽を摘む「摘芽」は、例年より1つから2つほど多めに残すことが重要だと語りました。