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春にかけてやってくる値上げラッシュ どんな品目か

春にかけてやってくる値上げラッシュの話題。
 こちらは月ごとの値上げ品目のグラフです。帝国データバンクによりますと3月値上げとなるのは728品目。
 大規模だった2023年の動きと比べると落ち着いて見えますが…その先大幅に値上げ品目が増えることが予想されているんです。
 4月は6か月ぶりに3000品目を超える大規模なものとなる見込みで値上げの波再燃の兆しもみられます。では、今どんな品目が値上げしているのか山形市内のスーパーを取材しました。

 こちらのスーパーでは月に2、3回ペースで値上げによる値札の張り替え作業が発生しているといいます。
 中でも今月値上げしたのは。

【たかき食品・酒バイヤー沖田夏樹さん】
「弊社の一般食品ではレトルト食品調味料にぼしやジャム、酒など約100品を3月から価格を変更している」

 メーカーの人件費や物流費の増加が主な要因となっていて値上げ率は5%から20%ほどとなっているといいます。
 さらに。
「このお菓子コーナーで値上げが顕著なのがチョコレート値上げ幅の大きいものでは2月までのおよそ1.5倍の価格となっているそう」

 今月はチョコレート菓子の値上げラッシュ。原料となる砂糖の高騰や天候不順で不作となったカカオ豆価格の急騰いわゆる「ビーンショック」が影響していると見られてます。
 また来月以降はレトルトや冷凍などの加工食品などの値上げが見込まれていて生活への影響も大きくなりそうです。

【山形市80代男性】
「高齢だから冷凍食品を冷凍庫にいれておいて食べているけど他のところと比べて安いかどうかを十分考えて買っているいきあたりばったりではとても生活できない」
【山形市80代女性】
「安いのをなるべく(買う)自分の財布にあうようなもので台所をしている」
「(Q4月以降も値上がりするようだが)そうなんですか。こまりますね」

 値上げをせざるを得ない中、店では客離れを防ごうと企業努力で対応しています。

【たかき食品・酒バイヤー沖田夏樹さん】
「この商品を今月は安く売ると設定してできるだけその数を増やしてお客さんにあまりにも高くなったという印象を持たれないよう努力している」

「改めて値上げが見込まれる主な品目を見てみると3月はチョコレート菓子や加工食品。4月も加工食品の値上げや酒類・調味料などがあげられます。」

 では今後の見通しです。
落ち着きを見せていた「原材料高」に伴う値上げ再燃するのではないかという見立てや原材料コスト以外にも賃上げによる「人件費」増加2024年問題に関連した「物流費」の増加が目立っていることからこうしたコスト増加分を価格へ転嫁する動きがつづきそうです。
 そのため今年の値上げは最大1.5万品目前後(月平均で1000から2000品目前後)『緩やかな値上げペース』が続くと見られています。