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自宅などに放火した罪、被告に懲役4年を求刑

 2023年4月、山形県鮭川村で自宅などに放火した罪に問われている男の裁判員裁判で、検察側は男に懲役4年を求刑しました。

 起訴状などによりますと鮭川村曲川の無職五十嵐晃被告(43)は2023年4月自身と両親が住む自宅とその付近の車庫や物置小屋に灯油をまいて火をつけ全焼させた罪に問われています。
 五十嵐被告は初公判で起訴内容を認めていて争点となるのは量刑です。被告には軽度の知的障害があることも明らかになっています。
 3月1日の裁判で検察側は「放火した建物は全焼していて、家族に危険が及んでもおかしくなかった。また、放火にあたりペットを事前に避難させるなど合理的な判断ができており、知的障害の影響は限定的」などと指摘。ただ両親が厳罰をのぞんでおらず、被告も反省の態度を示していることなどを考慮し懲役4年を求刑しました。
 これに対し弁護側は、「死傷者はなく被告は障害者むけのグループホームに入所する予定で更生の環境が整っている」などとして執行猶予つきの判決を求めました。
 最終陳述で五十嵐被告は「この事件に関して深く反省しています。もう二度とこのようなことはしません」と述べました。
 判決は3月5日に言い渡されます。