YTS NEWS

News

発展途上国での防災活動 無料ソフトで仕組みづくり

 海外での『防災の活動』が県内でも役立てられるかもしれません。
 国際協力機構の海外協力隊員として途上国の防災活動に従事した村山市の男性を取材しました。
 志布隆夫村山市長のもとへ活動報告に訪れたのは太田雄三さんです。
 防災関連のインフラ整備を専門とする太田さんは途上国の様々な課題解決に貢献する「JICA海外協力隊」として1月までの2年間カリブ海にある国「セントルシア」に派遣されました。
 セントルシアは洪水や津波が頻発する島国。太田さんは国の防災機関に配属されましたがそこには途上国ならではの事情がありました。

JICA海外協力隊 太田雄三さん(43)
「(防災にあてる)予算がないという状況お金を使わないでいかにものを進めていくか新しいものを作っていくかというのが一番腐心したところ。」

 任務期間中集落が水没するほどの大規模な洪水も発生したといいます。
 こうした中で太田さんが取り組んだのはインターネット上で提供されている『無料のソフト』を使用した防災の仕組み作りです。
作成したハザードマップをセントルシアでも普及しているスマホから見られる仕組みや災害復旧のための調査データを自動で集約できるシステムを構築しました。

「お金を一円も使っていないソフトウェアを買うやこういう機械がないとできないとかではなくすべてパソコンとスマートホンがあればできる」

市長
「今線状降水帯で急激に降ってくるということが特に多いので(その仕組みを)教えてもらえれば今後の助けになると思う」

 予算がかからない防災の仕組みづくりは同じく島国で災害も多い日本でも様々な団体に活用してもらえるのではないかと考えています。

「町内会レベルかもしれないし自治体レベルかもしれないけどこれは結構需要が実はあるのではと気づいたのでこの辺を今後展開してみようかと考えている」

太田さんは今後北海道の企業で建設コンサルタントとして防災関連のインフラ整備に取り組むということです。