YTS NEWS

News

荘内銀行と北都銀行が合併検討へ フィデアHD

 フィデアホールディングス傘下の荘内銀行と北都銀行が2026年度中の合併に向けて検討を始めたことを明らかにしました。

 人口減少や高齢化が進む中、経営の強化を目指すとしています。
 フィデアホールディングスは1月25日午後仙台市内で記者会見を開きました。

【フィデアホールディングス 新野正博社長】
「荘内銀行と北都銀行の合併に向けた協議を進めていくことについて決議をいたしました」

 荘内銀行と秋田市に本店を置く北都銀行は、25日取締役会を開き合併を目指して具体的な検討に入ることを決定しました。
 今後、合併準備委員会を設置し、2026年度中の合併を目指します。県境をまたいだ地方銀行の合併は東北初だということです。

 合併の理由については、人口減少や高齢化など環境の変化をあげ、経営の悪化という捉え方については否定しました。

【フィデアホールディングス 新野正博社長】
「我々の存立基盤である地域が衰退すると地域としても成長できないこういったところを踏まえての決断。経営が厳しいからという質問ありましたがそういうことではなくて合併の果実を前向きなところにあてていくということを我々としては考えている」

 荘内銀行と北都銀行は2009年に持ち株会社「フィデアホールディングス」を仙台市に設立。
 経営統合によって、システムの統合など経営の効率化を進めてきました。
 2010年には北都銀行の資本増強を目的に100億円の公的資金注入を受けていましたがこれについては2023年、全額を完済しています。
 新野社長は合併の大きなメリットとして「資金供給能力の強化やシステムの1本化により経営のさらなる効率化が見込まれる」としました。

 また、荘内銀行の松田頭取は庄内地域で検討が進む風力発電事業に向けてメリットをあげました。

【荘内銀行 松田正彦頭取】
「風力発電の先進的な秋田県において最前線を走る北都銀行がこれまでに蓄積した専門的なノウハウを山形県にも生かすことができるということは大いに期待している地元ファーストの基本姿勢は今後も変わることではない。これまで以上に期待をしていただければ」

 新しい銀行名や本店を設置する地域については今後、検討していくということです。