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8670万円横領した罪の元社員に懲役4年実刑判決

 勤務していた電気工事会社から現金を横領した罪に問われていた元社員の女に対し山形地裁は懲役4年の実刑判決を言い渡しました。
 
 電気工事業の「スズデン」米沢支社で経理課長を務めていた竹田美代子被告(43)は2016年から6年ほどで67回にわたり会社名義の口座から自分名義の口座に現金およそ8670万円を振込み、横領した罪に問われています。
 これまでの裁判で竹田被告は起訴内容を認めたうえで横領のきっかけについて「義理の父親の入院費や生活費の補充のため」と述べていました。
 検察側は「長期間にわたって常習的に横領を行ったことは悪質で刑事責任は重い」などと指摘し懲役6年を求刑。

 一方、弁護側は生活を家族が監督していることなどから「寛大な判決を求める」と主張していました。
 1月18日の判決公判で佐々木公裁判官は「横領を始めたきっかけが義理の父親の入院に伴う費用などが夫婦の収入ではまかなえなかったとしてもそのことが横領を正当化するものでは決してない。」と指摘。
 また、「すでに567万円の余りの被害弁償を行っているが実際の被害額の1割未満にとどまっていて支払われる目途が立っておらず、反省の態度や被告人の更生を期待させる事情を考慮しても刑を科すのが相当」として懲役4年の実刑判決を言い渡しました。

弁護人は控訴について「本人やその家族と話し合って検討したい」としています。