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県庁で人材確保に向けた取り組み 民間の就活と並行「先行実施枠」

 人材確保が厳しさを増す中、行政機関でも新しい試みが始まっています。
 県庁では学生などに向けた職場見学会が開かれました。

 県庁を訪れたのは就職活動を目前に控えた大学3年生。
 県は2023年からこの職場見学会を開いていて1月16日は学生らおよそ20人が参加しました。

「まだ悩んでいる途中。山形県全体に貢献できるのが魅力だと思った」
「候補の1つとして考えている。達成感のあるやりがいのある仕事が多そうだと感じた」

 この取り組みの背景には深刻化する人材確保の問題があります。
 県の行政職の志願者数は減少傾向が続いていて、2019年度の319人に対し今年度が188人とこの5年間で100人以上減っています。
 県は要因の一つとして、人材の獲得競争が激しくなる中で採用試験の早い民間企業に人材が流れていると分析しています。
 こうした中、新たな試みとして来年度の採用から6月の通常試験とは別で4月に「先行実施枠」を設けます。
 いわゆる『公務員試験』ではなく、民間で多く導入されている総合適性検査=「SPI」を行うため、試験対策に時間を取られることなく、民間の就活と並行できるのが大きな特徴です。
 ただ、6月の通常試験と併願はできません。採用人数など試験の詳細は3月に発表される予定です。