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JAFに聞く 雪道での運転の注意点

これからの本格的な雪のシーズンにもドライバーとしてハンドルを握る方も多いと思います。
 雪道での運転の注意点を聞きました。


 まもなく迎える山形の雪シーズンの運転はスリップによる交通事故や立ち往生などのリスクが高まります。
 ロードサービスなどを行うJAF山形支部では雪のシーズンの救援依頼は普段の倍以上に増えるといいます。

【JAF山形支部 野川智伸さん】
「『夏タイヤで動けない』ということもあるし『スリップして脱輪したぶつかってしまった』という連絡が入ってくる。」
 これからの時期ドライバーに必要になるのは「ゆとりを持った行動」だと言います。

【野川さん】
「スタッドレスタイヤも万能ではないので『急発進・急ブレーキ急加速、急ハンドル』『急』の付く操作をしないというところが一番大切」
「急発進するとスリップして横にずれてしまう。急ハンドルを切るとハンドルを切った方向とは逆に滑っていってしまう。急ブレーキを踏めばスピンしてしまう」

 加えて呼びかけるのは今、県内でもピークとなっているタイヤ交換の際の注意です。
 11月14日には北海道札幌市で改造車と見られる車のタイヤが外れ女の子に直撃する事故がありました。
 事故を起こした車のタイヤはしっかりと固定されていなかった可能性が高いとみられています。

【野川さん】
「タイヤ交換の時期になると例年少なからずタイヤが外れたという救援依頼もある。その原因はネジの『ゆるみ』や『締め忘れ』。しっかり締めてもらうことと少し走ったらなじんでゆるみが出る場合があるので『増し締め』をしてもらうことが大切になる。」
「実際私も先日、自分の車で(ネジの)締め忘れちゃったというのがあったので。」

 雪道でのトラブルを避けるためには万全な準備が欠かせません。

【野川さん】
「雪の多い所に無理して侵入してしまってとかこのくらいだったら行けるだろうと思うことが一番危険。慎重に運転してほしい。」