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集団か個別か 自治体悩ましい判断

新型コロナワクチンの接種が国内できょうから始まりました。県内では来月中旬にも始まる見込みですが、集団接種か個別接種か、自治体は難しい選択を迫られています。県民からは「集団接種の方が受けないといけないという意識付けになる」「個別接種の方がかかりつけ医というのもあり安心感がある」など反応はさまざま。ワクチンの接種方法については実施主体となる各市町村に判断がゆだねられていますが、地元医師会と難しい調整が続いている自治体もあります。16歳以上の約3万1000人が接種対象となり、医師不足も深刻な新庄市。新型コロナウイルスワクチン接種対策室の大場喜代孝室長は「ワクチンの温度管理がかなり大変だということで、個別接種に協力いただける先生方の件数が増えれば増えるほど輸送が大変になるという心配があり、当初は集団接種をメインに考えていた」と話します。しかし、接種業務の協力について市内約30の診療所やクリニックにアンケートを行ったところ、約9割が「個別接種にしか協力できない」と回答しました。医療機関にしてみれば、休診することなく診療時間内に接種できるからです。新庄市は個別接種をメインにしながら集団接種との組み合わせも検討していくことにしています。