上杉の城下町・米沢市生まれ。
県内有数の進学校で上杉家の藩校「興譲館」を引き継いだ県立米沢興譲館高校出身。
現在数多くの映画・ドラマ等で活躍。
「小説・上杉鷹山」など上杉家の著書が多い。現在92歳。茂憲の想いを、渾身の洞察力で語った。
「小説・上杉鷹山」など上杉家の著書が多い。
現在92歳。茂憲の想いを、渾身の洞察力で語った。
10年近い歳月をかけ、上杉茂憲の資料を調べ「沖縄の殿様 最後の米沢藩主・上杉茂憲の県令奮闘記」を書き上げた。
10年近い歳月をかけ、上杉茂憲の資料を調べ「沖縄の殿様 最後の米沢藩主・上杉茂憲の県令奮闘記」を書き上げた。
琉球処分から日が浅い沖縄に県令として赴いた茂憲。
宮古・石垣両島まで及んだ視察で目撃したのは、困窮にあえぐ庶民の姿でした。
再三の改革意見は政府から黙殺され、茂憲は志半ばで解任されます。
ですが、情熱を傾けた人材教育は後年になって実を結びます。
家族を連れ、沖縄に尽くそうと決意した男の
2年にわたる奮闘の記録を、ゆかりの人々を訪ね紹介していきます。
上杉茂憲の奮闘の記録を描いた「沖縄の殿様」(中公新書)著者 高橋義夫が、
茂憲所縁の地、沖縄を訪ねました。
上杉の城下町・米沢市にある国指定の史跡、上杉家廟所。
謙信の命日に歴代藩主をお参りする多くの市民の姿がみられます。
上杉家廟所には上杉謙信・景勝・鷹山など11代までの藩主の霊廟があり、これに並んで最後の藩主、茂憲の記念碑が建っています。記念碑には茂憲の髪が納められていて、今も、はるばる米沢に足を運びお参りする沖縄県民がいます。
元沖縄県知事で沖縄県経営者協会会長も務めた
稲嶺惠一氏が上杉茂憲の功績を語ります。
上杉家17代当主・上杉邦憲さん。
曾祖父となる上杉茂憲の遺言を初公開。
上杉茂憲が東京に留学させた学生たち。
その後沖縄に戻り沖縄最初の新聞「琉球新報」創設、
「沖縄銀行」設立などの他、那覇市長・首里市長・沖縄県最初の衆議院選挙で議員になった者など、政財界で活躍しました。
留学生の中には、沖縄自由民権運動の父
「謝花昇(じゃはなのぼる)」もいた。
上杉茂憲が私費で東京に留学させた少年の子孫は
現在弁護士として、沖縄県で活躍中。