ゴジダス_バックナンバー

ゴジダス_バックナンバー: 人・モノ・情報の行き来で地域活性化
 
2009年10月28日 水曜情報局
人・モノ・情報の行き来で地域活性化

人と地域との「つながり」を取り戻し、 「まちづくり」に生かそうとユニークな肩書きを持つ先生と酒田市内の大学生が あるプロジェクトに取り組む様子をお伝えします。

宮城県内のコミュ二ティーラジオ局。ここでパーソナリティを務めているのが小地沢将之(こちざわまさゆき)さん 34歳です。 
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仙台生まれの仙台育ち。地元にこだわった情報を発信することで地域活性化につながればと週1回 番組を担当しています。
実は小地沢さん、ラジオのパーソナリティーを務めるかたわら、酒田市の東北公益文科大学で今年から講師を務めています。専門は「都市計画学」。
講義では「ひと」と「まち」の関りについても取り上げていますが今、ある懸念を抱いています。
小地沢さんは インターネットの普及などで人と直接顔を合わせなくても買い物が出来るなどネット社会の利便性は認めつつも、生まれ育った仙台の「まち」と「ひと」との間に深い溝ができたような寂しさを感じると言います。
東北大学大学院に在学していた10年前に「アーバンネット」というNPOを立ち上げ、仙台市内の商店街を中心にごみ拾いなど 市民が誰でも参加できる「まちづくり」活動を行ってきた小地沢さん。 
ことし 公益大に赴任してきたのを機に酒田の中心商店街でも「まちづくり」をしようと4月最初の講義で 学生に「まちづくり」のプロジェクトを呼びかけました。
名づけて「まちとつながろうプロジェクト」、誰でも気軽に参加しやすいまちづくりをモットーに2年生5人と1年生1人が参加してきました。ゼミの形式をとっていますが、単位は取れません。週1回、「自主的」に活動していて、この日は4人集りました。
学生たちはこれまで、活動の内容はごみ拾いなどの美化活動を考えてきました。
同じ地域に住む市民のために何が出来るか、地元の人がどんなことに困り、どんなことを望んでいるのか。学生たちは、まず 地域の「ニーズ」を聞き出し、それを「まちづくり」の取り組みに生かそうと考えました。
そして、翌日、酒田市の中町通り商店街で 住民の要望を聞くことにしました。
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学生たちは商店街の人と話をしていくうちに「自分たちが思ってたニーズと違う部分がある」「求めているものが違った」と気付きました。
商店街の人が望んでいたのは、ごみ拾いなどではありませんでした。中には、商店街の広告製作という要望も出ました。
狭い地域の商店街の人同士ではお互いの商品の良い点、悪い点など言いにくいからぜひお願いしたい、ということでしたが、学生たちにとってこんな要望が出るとは思いもしませんでした。
「まちの色んな人を活動に巻き込むのが彼ら(学生)の狙いだが、もっとまちの実情を知る必要を今回学んだのではないでしょうか」
今回 聞き出した「ニーズ」をもとに、いよいよ、学生たちの「まちづくり」が始まります。